ビオレ毛穴すっきりパック黒色タイプ

ビオレ毛穴すっきりパック黒色タイプ


 先日、清肌晶のジェルの回で少し書いたのだが、この春くらいからやたら鼻の角栓がすごい。メイクしていない状態で普通に触っただけなのに、黄色い角栓が落ちてくるときさえある。汚い。ごめんなさい。でもどうしてなんだろう?別に変わったことしてないんだけど。毛穴の大きさも変わったわけではないのにな。ま、最近やはりオイルクレンジングをできるだけしていないからなのだろう。

 仕方ないので、たまにhttp://www.kao.co.jp/biore/2005autumn/index.htmlビオレ毛穴すっきりパックをしている。今は中山エミリがCMしているあまりにも有名なあの毛穴パックである。週1回程度が限度だが、時々やってみるとそれはそれは面白いものが林立していて、私は虫眼鏡で見てしまうほどである。汚い。ごめんなさい。

 これが発売された当時を覚えている方は、あの頃の衝撃を覚えておいでだろうか?毛穴の中の汚れをひっぺがすなんて、とんでもない発想。そして、そのビジュアルの恐ろしさ。自分の鼻の毛穴にこんなものがつまっていたのか。怖いもの見たさで私もよくやっていた。さすがに年をとるに従ってあまりやりすぎはよくないし、かえって毛穴が広がるなんて説も聞くし、そんなに頻繁にはやっていなかったのだけれど。でも時々、お茶の香りやお花の香りのシリーズなんて出ているし結構面白い。花王のロングセラー商品の一つであることは間違いないだろう。

 今回、その黒色タイプが出たのでつい買ってみてしまった。普段は普通の白タイプを買うのだが、黒ってなんだか取れた角栓が黒と対比されてびっしりと見えそうではないか。他の会社からもたしか黒タイプがあったと思うが、やっぱり毛穴すっきりパックはビオレに勝るものはない。おあつらえ向きに私の小鼻の毛穴もざらざらだ。恐ろしいものが詰まっているに違いない。

 そんなわけで私はうきうきしながら黒色タイプにチャレンジしてみた。黒色タイプといっても肌につける側は白っぽいグレー。なんだつまんない、と思いつつ待つこと数分。いつものようにパックをはがしてみる。

 私が編み出した毛穴すっきりパックはがしのポイントとしては、一つ、パックの上部は比較的毛穴が少ないので先にはがしておくこと。一つ、毛穴の向きを考慮し、下から上にはがすこと。一つ、鏡を見ながら片手でパックをゆっくりはがし、もう片方の手ではがしている部分の肌をしっかり押さえること。もちろん鏡は机におくなりして両手を使って行なう。これでいつもたいていは満足いく黄色い角栓ちゃんたちがびっしり整列するはずである。汚い。ごめんなさい。

 が、黒色タイプ。これはいけない。取れるのは普通のタイプと変わらない。いつものように取れる。しかし問題がある。黒だから角栓との対比がよくわかる、と思っていたのに、裏面が真っ黒でないために、角栓の色が中途半端にしか見えないのだ。どうせ取るなら、いかに汚い黄色っぽい物体がつまっていたのか確認したいではないか。普通の白タイプの場合、角栓の色が白と対比されてよく見え、今後の角栓ケアへの傾向と対策を練ることができるのだが、この黒タイプ、とにかく色が中途半端なのだ。どうせなら裏面も真っ黒くろすけにして欲しい。念のため虫眼鏡で見たがやはり中途半端さは変わらない。白パックと角栓の色の差が恋しい。ああ、やはりもとの白タイプに戻ろう。やはり原点は素晴らしい。

 私の角栓がいかに汚らしい色をしているか非常に申し訳ない話ではあるが、本当は角栓がたまらないようなケアをしないといけないのよね。気分を害された方、ごめんなさい。もっともっと毛穴に角栓がたまらないようにしよう。