カネボウロージーアロマのクレンジングクリーム

sachiko_deli2006-06-23

 ここのところ、相方の家と実家を往復していて、相方の家はちょっとランクを落とした化粧品を使っていた。最初はあんまり影響がなかったけど、相方の家にずっといると、ものすごく肌が劣化していくのがわかる。これはまずいなあと相方の家用にデパートコスメかそれに準ずるコスメをそろえることにした。
 といっても、全部いきなりそろえるのもなあ。クレンジングや洗顔、化粧水などは実家と同じものか以前使ったことのあるものを使っているので、何か一、二品を投入することにしよう。まずは、私の大好きな角質柔軟もの。ドラッグストアで角質をケアする化粧水を買って使っていたけれど、やっぱり化粧水は化粧水。角質を取る的要素と美白に力が入っているせいか、肌を柔らかくする効果はない気がする。もちろん、普通に化粧水と思って使えばいいのだけれど。それに安いから悪い製品ってわけでは絶対ない。

 そこで本格的に角質柔軟アイテムを購入することに。第一候補は一番初めにこの手のアイテムで私が使ったもので、とっても効果があったカネボウのデパート専門ブランドのロージーアロマhttp://www.selective-beauty.jp/aroma/ra_concept.htmlの「ブライトナー」という商品。これ、実は去年の福袋に入っていて、何も考えずに使ったらとってもよかったという、結構面白い出会いをした品である。
 ロージーアロマのシリーズはカネボウのデパートブランドの中では一番手ごろだし、何より香りが大好きなので、またこれをリピートしようかな。
 でも、同じものをまた買うのもなんだし、と近くの化粧品専門店でSKⅡの化粧水前につける商品を見せてもらった。私はSKⅡ商品は全然縁がないのだが、雑誌で角質柔軟系商品があるのを見て、ちょっと気になっていたのだ。店員さんに見せてもらうと2種類あって、しっとりめで美白効果もある製品が7000円、さっぱりした化粧水感覚のものが6000円とか。割引になるので、結構お得かも。しかもしっとりタイプは結構感触もいいなあ。とろみもあって、ふきとりしてもらったらとっても気持ちよかった。とりあえずこれも候補。現在のお手入れにピンポイント的に使ってもいいということだ。

 さて、もう一度デパートに戻る。私が行く池袋西武のカネボウのカウンターはとっても狭い。その日も夕方で結構混んでいたのだが、一瞬、お客さんが途切れた。こういうのは、ちょっと運命的なものがある。私はススッとカウンターに寄って行って、BAさんにロージーアロマのブライトナーを買おうか迷っているのだけれど、と話してみた。ブライトナーの良さ、ロージーアロマについてなど喋る私。そんなこと別に話さなくてもいいのだけれど(もちろん途中で商品を指名買いするお客さんが来ると先に譲った。)BAさんとコミュニケーションをとって、BAさんがどのくらい商品知識があって、信頼できる人かを知るためにも結構大事だと私は思っている。この時のBAさんはとっても優しくて面白くて気の利く人で、すごく気に入った。BAさんは、ブライトナーをお買いになる前にまずはお肌のご様子をご覧になりますか?と言ってくれたので、調べてもらうことにした。
 まずは水分や油分の関係。この日は珍しく水分がいい!私は下手すると、基準値の半分くらいしかないときもあるくらいの乾燥肌だが、素晴らしい水分である。でもこの季節、汗とかもあるからねえ。どうなのかしら。
 続いてキメ。頬の高いところの下から口もとにかけては、自分でもびっくりの綺麗なキメである。イプサのオンザピークのローションが効いてるのかしら。でも目元や頬の高いところはキメがやっぱり流れている。BAさんは頬についてとても誉めてくれた。でも続いて撮影した鼻から頬にかけての肌のアップ。あああああああああああ!汚い!なんだこれ!ヤバイ、恥ずかしい。もともと毛穴では悩んでいたけれど、そこにびっしり汚れが…。BAさんも私が「これって、やっぱり汚れ…ですよね?ファンデとかではないですよね?」と確認すると一瞬、間があって「そうですね…今お使いのクレンジングアイテム(事前に聞かれた)はジェルなど、ということですが、もしかしてわりとさっと流していらっしゃいませんか?それから毛穴パックとかなさってません?」その通り。もちろんクレンジングも忙しくて適当に済ませてしまっていた時もあるし(鼻周りなどは気になるのでよく洗っていたつもりだが)、最近ビオレの毛穴パックに久々にはまってよくやっていたのだ。「サチコさま、毛穴パックはダメです〜。あれをやってしまうと、こういう風に(…と絵を描いて一生懸命説明してくれる)毛穴が開いて、そしてそのまままた毛穴の中に皮脂をためなきゃ、ってお肌が変に頑張ってしまうんですよ〜。でもあれって気持ちいいですよね。」「そうなんですよ…でつい…。」「わかります。でもあれは本当にどんどん毛穴が開いてしまうので、なるべくでしたらおやめになって、クレンジングでゆっくりと毛穴の汚れをとって差し上げた方がいいですよ。」ととても丁寧に毛穴について説明してくれた。私はどんどん自分の毛穴パックやクレンジングの未熟さを反省していった。ああ、だから毛穴とか開いてしまうし、そこにまた汚れがつまってしまうのだなあ。パックが楽しいわけだ。だって毎回、大収穫だったからね。
BAさんはクレンジングを手の甲で試させてくれた。これはクリームだけど、メイクが落ちるとオイル化するタイプ。オイル化するタイプはクリームクレンジングではない、という人もいるけど、ゆっくりクレンジングをするというのは、私にとって今必要なことなのではないだろうか。洗い流しもふき取りもOKとのこと。それに、ロージーアロマのシリーズだからいい香り!私はすっかりこのクレンジングを買う気になっていた。5000円だけどね。まあ、ちょっと頑張っちゃわないとね。それに一回の量ってそれほどでもない。BAさんは親指くらいの量で大丈夫と言っていた。それにしてもBAさんの一生懸命さにも心を動かされた。物を売りたいという熱意ではなくて、このお客さんのお肌をなんとかしたい、という感じがとてもよかった。

 実際、自宅(というか相方宅)に帰ってひととおりの家事を終えて、ゆっくり自分タイム。よい香りを実感しながらくるくるくる…。やっぱりいつもクレンジングに時間をかけている時間よりは長くかかる。鼻の横にずっと居座っていた毛穴のつまりのところもゆっくりくるくる…一回では落ちないけど、なんか綺麗になった気もする。この日は洗い流して、サンプルをもらった洗顔料で洗顔。うわあ、なんかいい気分。ちょっと自分の肌にお金をかけて、ちょっと自分の肌に時間をかけて…こんなことやってる場合ではない日は、もっとすばやくクレンジングできるものでいいとも思うけど、やっぱり基本的にはこういうことがクレンジングなのだろうな。だってあれだけメイクに時間かけてるんだからねえ。落とすときも頑張らないとね。