自宅でつるぴかホームピーリング

このブログでもたびたび触れてきていたが、顎のニキビがどうも治らない。いくつかニキビ関連商品もここで書いてきたけど、抜本的な改革というか、革命的によくなる、というまではよくならなかった。もちろん、ニキビができる原因は人それぞれで、化粧品にしても、びふナイトみたいな市販薬にしても、どれが効くかわからない。食生活や生活サイクルを頑張ったら治る人もいるし、ストレス原因の人はそれがなくなったらよくなる人もいる。私もここで紹介した化粧品っぽいもので一時的によくなることもあったが、しばらくすると繰り返しできてしまっていた。といっても、私がいじるからいけないんだよな〜。よくなると、もっともっと!と小さいニキビまで指で押し出そうとしたりいじりだすから、結局悪くなる。
 そんなこんなでもう半年。皮膚科に行っても、どうせ塗り薬と抗生物質、下手するとステロイド出されておしまい、だろうから、とずっと皮膚科には行かなかった。塗り薬はよく皮膚科で処方されるものが全部手元にあったので、もちろんそれも試していてダメだったし、抗生物質も飲みたくないし、ステロイドなんて冗談じゃない。でもねえ、やはり私のこのニキビは病的だわ…と、一ヶ月くらい前、家から会社まであたりでいい皮膚科ないかな〜と探していた。
 偶然、ネット検索にひっかかった皮膚科はどうやらニキビ治療に積極的な模様。場所もわかりやすいし、化粧品も一緒に売っていてそれも安価だし、行ってみようかなと、ある日思い立って受診した。
 先生の方針だと、塗り薬や抗生物質でよくなっても一時的だし、ニキビっていうのは肌の生まれ変わりが悪くなっているからできるわけだから、それを手伝ってあげるピーリングがお勧めなのだそうだ。先生が名前を挙げた市販薬は私は全部使っていて全然だめだったし、内服の抗生物質は使わない、というのは、私はすごく納得できたし、肌の生まれ変わりを助けるという方法は、代謝の悪い私の肌にはとてもいいように思えた。要するに、私のニキビは、角質がうまくはがれなかったりして、出るべき皮脂などがこもってしまってブツブツできてえしまうタイプ。このこもりの出口を作ってやるためにピーリングをするのだ。
最初、ピーリングというと、真っ赤になったとか、値段が高いとか、肌が薄いのにやるなんておかしいとか、そういう感覚を持っていたのだが、この先生はものすごく薄い濃度で、毎日さっとコットンに含ませてふくだけでよい、とのこと。よく真っ赤になった、などというピーリングの被害を言う人がいるが、それは高濃度(30%とか)で月1などで無理に行なうからで、低濃度で毎日やった方が断然よくなるとのこと。たしかに…私の思ってたピーリングのイメージはそういう真っ赤になるとか、かさぶたになるとか外に出られないとか、怖い方ばかり。でも低濃度で毎日っていうのは、かなり魅力的に聞こえた。よし!これはやってみよう。先生は私のニキビの出来始めがちょうど転職時期と重なっている(生活サイクルもその時から変わった)し、口の周り、主にUゾーンはストレスなんだよね…、とつぶやくように言っていたけど、私は常にストレス生活だからなあ…。ま、こっちは、そう簡単な問題ではないし、現代人、多かれ少なかれみんなストレス持っている。ここでは物理的な治療のみ頑張ろうっと。それから気になっていたのが、クリームクレンジングを始めたのがちょうどニキビが出来始めた頃のこと。先生にクレンジングは何がいいかと聞いてみたが、自分に合ったものなら何でもいいという。よくクリームじゃなきゃ乾燥する、とか言われるけど、それが合わない人だっているし、無理しないで、自分にあったクレンジング、オイルでも何でも大丈夫だよ、肝心なのは自分に合っているかどうか、といわれた。これでかな〜り安心。世の風潮として、クレンジングオイル=悪、クレンジングクリーム、クレンジングミルク=乾燥対策の神様、みたいな言われ方をされてて、私も無理してクレンジングクリームを使ってた部分もあったのだが、合わない人だっているよね〜保湿さえちゃんとしてれば、好きなの(自分に合っているもの)を使えばいいのだ、と強く思った。というわけで、この日の診療は終わり、受付で先生の指示通りの保険外の化粧品と薬を買って帰った。
 早速この日からホームピーリングに挑戦だ。洗顔後、まずは薄〜いピーリング液をコットンにつけてさっとふき5分待つ。このとき、ちょっとだけピリピリムズムズがある。私もちょっとだけあったが、痛くてたまらないとか、かゆくてたまらないとか、そんなことは全然なかった。なんか部分的にピリピリっというごくごくわずかな感触があるくらい。そのあと、抗生物質の入ったローションをニキビの部分だけ塗る。そして、コットンにたっぷりビタミンC誘導体(水溶性)のローションを含ませて、コットンを薄く裂いて顔全体をパックして10分から30分おく。この時間が結構長くて面倒臭いと思われるだろうが、意外と短いもの。パックしながら歯磨きしたり、髪乾かしたり、明日の準備をしたりしているとすぐたってしまう。
 コットンでのローションパックが終了したら、今度は普通のお手入れ(保湿は強化)をして、完了。私は今、化粧水と乳液が一緒になっているアクルという化粧品を使っているので、パックのあと、これだけのこともある。それでも乾燥が気になるときは、邪道だが、イプサのメタボや、ロージーアロマの乳液をたっぷりつけてみたりしている。(先生は私がクリームはかぶれることが多いといったら、乳液をたっぷりつけてみてと言っていた。)
 ピーリングには、コットンでピーリング液を塗ってから5分、ニキビ部分のみにつける薬のローションで数秒、ビタミンCローションパックで10〜30分という時間はかかるけど、これをやるのは夜のみ。朝は、薬のローションをつけてビタミンCのローションを塗るだけ(パックではなくて)というのも、なかなか生活のリズムを壊さないように配慮されてて感心した。これなら続けられそう。それに、なんかピーリングのムズムズがたまらない…効いてるって感じで。今では、夜のピーリングが楽しい。ぬらしたコットンをいかにうまく裂くか、いかに無駄なく顔に貼るか、みたいな勝負をしてるみたい。
 さて、お肌の調子はどうか?これがもう抜群。今まで使った何よりもいい。薄皮剥いでるんだから当たり前だろ、とつっこまれるかもしれないが、もう、つるつるピカピカである。日々の努力(とは思っていない。だって楽しいから。)の結果、ファンデが吸い付く吸い付く…なんなの?というほど、弾力がある。おまけに気になっていた、肌のくすみがぬけて、本当にびっくりだ。しかもビタミンCは乾燥する、というのが常識だけど、そのあとのアクルなどの保湿がよいせいか、乾燥も全然しないのである。肝心のニキビは、表面に出てきていなかったこもり白ニキビが、ようやく出口を見つけた!という感じで出てきたが、それも一時的。薬のローションはメイクの上からもつけられるので、仕事中もぴたぴたつけて、いい方向に向かっている。
 おととい、最近通い始めた近所の化粧品店のお姉さんに、「サチコさん、色白くなってません?すっごいキレイです〜。」といわれた。他の人、しかもプロの人が見てそういうのだから本当だろう。
 あんまりよくわからないままに飛び込んだ皮膚科だったけど、当たりだったようだ。これから長期的にみてどうなるかわからないけど、とりあえずは大満足。皮膚科処方の化粧品だけど、すごく安いからその点も嬉しい。夜のお手入れに一手間は増えたけど、楽しくできているからそれもいいのかも。しばらくは頑張ってみることにしよう。
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