HIN Dr.AI化粧品のエストラナイトクリーム

sachiko_deli2006-09-23

 クレンジングを変えてからだろうか、いや、髪形を変えたのも関係あるのだろうか。ニキビがとまらない。場所は決まって、下唇の下のあごゾーン。ここに繰り返し繰り返しニキビができる。この前はその横のフェイスラインにも群生してしまった。熱をもったりしてないし、赤→白に変化する、までも大きくならないのだが、とにかく常に何かある。そしてその他にも、頬などにポツンと大きなニキビが。食生活とかは気をつけてるんだけどねえ。私もトシだから、ホルモンバランスとか変わってきたのかもしれないな。

 皮膚科に行けばいい話なのだろうが、どうせ抗生物質出されてダラシンTとかの塗り薬だされて終わりだ。たいして効かないんだよね。いい皮膚科があればいいけど、なんとか自力で治したい。処方された薬より意外とその辺で売ってるクレアラシルみたいなニキビ薬の方が効いたりするので、それを買おう。でもその前に、とニキビ関連の情報をネットで集めていたら、やたらと「緑軟膏」という言葉が出てくる。「緑軟膏」。なんと実直で、堅実で、そして謎めいた言葉なんだろう。私はものすごく気になって緑軟膏について調べまくった。どうやら相沢皮フ科という有名皮膚科で出している軟膏(これがもともとの緑軟膏なんだろうね)を、HIN Dr.AI化粧品というドクターズコスメにしたうちのクリームだということがわかった。ブームは数年前からで、私はすっかり乗り遅れていたわけである。

 手に入りにくいのかしらと思ったが、ネットでも結構売っているし、私はなんと近所のバラエティショップで簡単に入手した。2730円という、コスメとしては安く、薬としては高い、微妙な値段。でも、たまにはドクターズコスメに頼ってみよう。だって今は人に指摘されるくらいブツブツが目立つからね…。
 買う前にもちろんテスターでチェックしたが、本当に緑色をしている。といってもこのブログの枠(パソコンでお読みの方。携帯だと違うと思うが。)のようなよもぎ系の色だ。軟膏といわれるとおり、ボテッとした感じ。いいなあ、緑軟膏と呼ぶのにぴったりだ。画像でははっきり色はわからないかもしれないが、真ん中にある丸い部分が中身を出したところである。

 早速その晩から使ってみた。晩から、というのはそう、この軟膏、塗るとますます緑なのだ。でもその分効きそう…。厚めに塗って少し乾いた感じになってから寝た。成分を見ると、なんだ、これ亜鉛華軟膏なのね…(よく皮膚科で処方される。ニキビでは処方されないかもしれないけど。)で、緑はどうやらクロロフィルらしい。なるほどね。クロロフィルはニキビにいいみたいだから、期待できる。そういえばクロロフィルの化粧品は使ったことないなあ。
 もう1週間くらい塗っているけど、かなりよくなってきた。ただ、ちょっと塗ったままの姿でうろうろすると、家の人にびっくりされると思う。でも、沈静化するというか、ひどくならないという感じかなあ。熱をもたないし。他にもクレイマスクをしたりしているのもあわせてよくなっているのだと思うけど。
 でも、個人的にはこのボテボテ感と色がかなり好き。ポイントは結構厚めに塗ることかなあ。個人差はあるのでなんとも言えないけど、私は結構気に入った。翌日すぐピカピカ、とかそんなことは絶対ないけどね。変にカピカピ乾燥することがないのに、しっかりおさめてくれる感触。予防的にも使えそうだし、常備しておいて損はないコスメだと思う。何より名前が気に入ったよ、「緑軟膏」。いや、正式名称ではないが。その名前通りの実直な働きぶりに拍手、である。