イプサの新メタボライザー

sachiko_deli2006-09-21

「六代目!」と声をかけたくなる。IPSA 公式サイトのあのガラス瓶に入った「メタボライザー」は化粧水と乳液が一体化したもの。それが、リニューアルにリニューアルを重ね、数えてもう六代目なのだという。はぁ、自分の年を感じるなあ。

 私はイプサは単発的に一品ものを買うのが好きらしい。美白美容液とか、保湿美容液とか。それとキットもの。ここの基礎ものキットはかなりお得だからねえ。常に何かスキンケアのステップに入っている感じのブランドである。

 今イプサで使ってるのは、タイムリセットの美容液50mlだけ。といっても実家にいる間なので週の半分弱かな。タイムリセットは相性がよくて、クリームも美容液も大好き。軽いのに膜感はあり、その膜感が全然イヤでない、という私にはかなり使い心地のいい商品なのだ。ただ、去年のキットに入っていたアイクリームはイマイチだったなあ。濃い美容液ってだけで。目元用って感じがしなかった。そのキットに入っていたハンドクリームは会社で愛用中。「さらっとしてすぐ仕事ができる」といううたい文句のハンドクリームにありがちなつっぱり感はないのに、塗ってすぐしっとり、でもさらり。定番商品にして欲しいくらいだ。タイムリセットアクアは、乾燥肌の私には本当に「水」って感じで物足りない。

 さて、今年買って目からうろこが落ちたのが、オンザピークというイプサで一番高いラインのローション。角質をふきとりながら、潤いをきちんと与えてくれるというような商品である。洗顔後すぐコットンでふきとるようにつけると、もう肌がふにゃっと柔らかくなる。9000円もするので、使い終わってからリピートは出来ていなかったのだが、どうもあの感触が忘れられない。私はやはりまたこの商品を買うことにした。

 ちょうどカネボウのロージーアロマのふき取り角質柔軟ローションがなくなりつつあるし、何しろもうすぐ新しいメタボライザーが出る。オンザピークはクリーム類もあるけど、そちらは値段のわりには今ひとつなのでパスして、オンザピークのローションとメタボライザーをセットで使ったらどうだろう?
 あ、でも私には前回書いたアクルがあるのだ。アクルははずせない。私の計画では、あれを化粧水後すぐではなく、ふき取り系の角質柔軟ローションの後に使って、そのあと乳液かクリームを使おうと思っていた。その乳液かクリームの代わりにメタボ。うん、これ、結構良い考えかも。

 さてさて向かったのは池袋西武のイプサ。イプサのBAさんはいい人が多いと思うが、前回オンザピークのローションを買った時のBAさんがなかなか面白かったので、自分では、次回からはこの人から買おうと決めていた。カウンターを覗くとちょうどそのBAさんが暇そうにしている。これは何かのお告げ?そう、必然です、って感じ。
 そのBAさんに声をかけると一回買っただけなのに(実はその前にもそのBAさんから何かのキットを買ったり商品説明をしてもらったりしたので、余計覚えててくれたみたいだが)、また私のことを覚えていてくれて声をかけてくれた。

 それはメタボライザー六代目登場の数日前。来たるべきメタボのお披露目の前に、サンプルをもらっておこうという私なりの計画である。だって、発売日は混むからね。肌診断なんてすごく待たされてしまうだろうから。まずは目的のオンザピークのローションを買いたいと告げる。いかにそのローションがよかったか、というのをBAさんに力説する私。先にそのブランドの商品を気に入ったということを伝えておくと、BAさんもお客が自分のブランドの商品を気に入ってるのがわかるだろうから、嫌な気分にはならないだろうからね。ひとしきりオンザピークの話をしたあと、BAさんに「今度、メタボ新しくなるんですね〜。」なんて話を切り出したら、待ってました!とばかりにテスターを見せてくれた。「お時間あれば、お肌の診断をして、サンプルを差し上げたいんですけど…。」ということ。もちろん私は口には出していなかったが、新メタボを買う気だったので、肌診断をしてもらうことにした。

 今回新しいメタボ導入に伴ってか、機械も新しくなったとか。「今回はお肌が本来持っている力を測定させていただきますね。」という。たいていのメーカーはメイクの上からだったりちょこっと部分的に落としたりしてすぐ測るのだが、イプサはその点、だいたい全顔メイクを落とす。そしてある程度BAさんと話しながら時間をおいて、それこそすっぴんの肌になるのを待つ。私、実はこれがイプサを結構信用していることろかもしれない。キメとか拡大されてもメイクの上からだったらよくわからないし、たとえ落として水分測定してくれても、落としてすぐでは全然自分の肌とは違うと思うから…。私は感覚的な部分が多い人間だが、こういう機械ものについては自分では扱うのが嫌いだけれど、結構ウルサイのである。

 さて、知識豊かで話術のあるBAさんと楽しく語りながら時を待つ。自立活性力測定…。いったい何を測ろうというのか。まずはBAさん、私の頬のあたりに、スティックのようなもので少しだけ何か水分を補ったよう。そこから機械が動き始める。20秒後、同じところを測定器をあてて測る。そしてまた40秒後と測る。つまり、水分を与えた場合、その人の肌細胞がどのくらいの時間、与えた水分を保持できているか、というのを測っているのである。これを聞いた時点ですごく納得。そうそう。水分は保持できるかどうか、なんだよ。それを測ろうなんて偉い!開発者の方に拍手である。
 結果は折れ線グラフになって画面に現れる。私は水分を与えたとき10とすると20秒後6〜7くらい、40秒後4から5くらいになっていた気がする。BAさんによると20秒後、ガクンと落ちるのは非常によくあること、でも40秒後にこれだけ保っていられれば「かなりいい方です!」とのこと。この時間を追って水分量などを測るというのは、実に画期的。水分はどんどん失われていっているのだ。それをいかに保持できているかを測るなんて、非常に発送がいい。肌の底力を測れる気がするではないか。

 私はいろんな角質柔軟剤を使って化粧水の浸透をよくする、というのをテーマに、ここ1年くらい頑張ってきた。キメも見せてもらったけど、以前はつるつる流れていた頬のキメもちゃんとあるし、私の肌、実は結構向上してるのかしら?前はイプサの測定器とかにギリギリ出るくらいの水分力だったり、アベレージの半分くらいだったりしたんだけど、それを思うと信じられないくらいだ。今は顎と頬の一部にニキビがあるけど、ニキビでない部分の肌状態はすごく良いのよねえ。ニキビは中からの問題として、お手入れ的には間違ってないのかな。アクルのエッセンスのせいかもしれない。
 最終的にプリントアウトされた「自立活性力測定」(同年代アベレージは50)の水分保持力は57と乾燥しまくてっていた私にはいい数字。たぶん以前なら半分の30くらいだったのではないだろうか。たいていこの手の水分測定ではそういう結果が出てたから。皮脂分泌力は66と、水分よりはやや多め。水分と同じくらいだといいけど、多いってわけでもないらしい。そして真皮活性力は72。四分割されたゾーンの、おそらく「とてもいい」のゾーンにしっかり入っている。やった〜♪白黒だけどキメもプリントしてもらって、うっとりである。BAさんも誉めてくれて、メタボを選んでくれることになった。「この結果なら、このEX2が一番いいですね。」とのこと。あとで調べたら、水分保持力高い人用だった。ああ、私も水分がある女に近づいたのかしら。でもそのうちでも、年齢を考えたのか、肌内部からケアしていくEXタイプなので、私は納得して、その場で購入を決めた。肌の表面ならRという少し安いラインもあるけど、私は自分でもEXがいいと思った。でも残念ながらまだ発売日前だ。この日は朝晩3日分のサンプルをもらって、オンザピークのローションだけ買って帰った。帰りも日焼け止めからきちんとメイクしてくれるサービスはずっと変わらないなあ。メイクまでしてもらったのは久しぶり。ファンデは資生堂系列特有の色味で、私が使うとくすんでしまうのだが、薄つきのものを使ってくれたらしく超ナチュラルに仕上がった。
 しっかりした肌診断に大満足。メタボは1本42日使えるそうだ。私がメタボに急に興味を持ったのは、リニューアルで進化しているだろうと目に付いて、なくなったらその時その時に合ったのを診断してもらって買えばいいし、前回との比較もできるし、短いサイクルで肌の変化に合わせられそうだなあとなんとなく思ったから。BAさんもオンサピークローションとメタボライザーだけで充分です!と太鼓判をくれたし、この状態キープだな。その後のお肌はニキビを除けば快調、快調。オンザピーク→アクルエッセンス→メタボライザーEX2の順で進めることが多い。すべすべっとした感触がたまらない。毎日、肌とお話しなくちゃね。BAさんが、「これから夏の疲れがドッと肌に出てくる季節なんですよ〜。」と言っていた。いつの季節でも「肌が疲れてる」とか「10年後の肌に出ます」とか「季節の変わり目ですからねえ」とか言われるから、別になんとも思わなかったけど。でも、本当にちょっとしたことで肌は変わる。