コーセーコスメポートのバイタルエイジＱ１０ローション
数日前から、お腹を壊して大変だった。聴診器をあてた内科の先生がおっしゃるには「腸がとんでもない音を出して活動しているね。」自分でもキュルルグルル〜という感じであったが、聴診器で聞かれた先生にはきっとヘビメタか祭囃子か、そんな風に大騒ぎに聞こえたのであろう。吐き気や熱もないので風邪や食中毒でもないらしい。神経性なのかなあ。仕事がものっすごく忙しかったのが一段落したので、気が抜けたのだろうか。まあ、熱とかないので、そのまま仕事に行ったのだけど。ウィダーinゼリーとかで暮らしていて、昨日くらいからようやく固形物を食べ始めたところである。
さて、今回取り上げるのは、コーセーコスメポートhttp://www.kosecosmeport.co.jp/index.htmlの商品。コーセーの、ドラッグストア用商品を作っているのが、コスメポートだね。有名どころでは、ソフィティモシリーズとかシャンプーのサロンスタイルとか、あの辺。そのコーセーコスメポートのバイタルエイジＱ１０ローションhttp://www.kosecosmeport.co.jp/product/skincare/skincare_15.htmlというのを買ってみた。
でも、この商品、あんまり店頭で見かけないんだよなあ。私はドラッグストアめぐりが趣味なのだが、それでも目に付いたのはこれを買った店くらい。まあ、Ｑ１０という名前がついていることからわかるように、去年のコエンザイムＱ１０入り化粧品ブームに乗って発売された商品なのだろうから、もうそのブームが落ち着きつつある中、店側もプッシュしてないのかもしれない。
私がなぜこの商品を買ったのかというと、たっぷり使える化粧水が欲しかったから。決してコエンザイムにひかれたわけではない。
コエンザイム自体の肌への効果は承知しているが、肌へ浸透させることが果たしてできているのか、というのは私は常々疑問視している。どんないい成分でも、肌の内部への浸透のができていなければ意味がない、というのが私の持論である。よくテレビなどで肌にはこの成分がいい！などと言っているが、実際その成分を浸透させる、というのは非常に難しいはずである。私は科学の専門家ではないけど、そのくらいはわかる。その「浸透」の技術こそが化粧品会社の腕の見せ所であろう。だから、いい成分が入っているから、というだけで化粧品を買うのは私はあんまりお勧めしない。成分を入れるのは簡単だろう。でもそれをいかに肌の奥へ届けるか、はやはり会社の持つ技術なのである。特にドラッグストアなどで安い化粧品を買うとき、流行の成分を配合された商品を買うときは、そのことをちょっと思い出すといいと思う。
ちょっと話がわき道にそれたが、とにかくこのローション、異常に大きい。300mlも入っている。定価2000円で少し安くなってたかなあ。まあ、かなりお得である。一応コンセプト的には、保湿がメインらしい。コエンザイムについてはやっぱりブームに便乗程度なんだろうね。
私は大体、ふき取り（弱い角質ケア的成分入り）→思いっきり使える安い化粧水→本命化粧水（保湿メイン）の順でだいたい３種類化粧水の名がつくものを使うのだが（多いと思われるかもしれないが、その分、クリーム類は少ない）、この真ん中の安い化粧水が切れてしまったので、何かないかなと思っていたところ、コーセーの化粧水は私の「真ん中化粧水」としてはいままで何度が使ってるし、いっぱい入っているし、急いでいたので、まあいいかあ、ってな感じで購入した。
実際使ってみると、まあ綺麗なオレンジ色の液。ちょっととろみがあるかな。コットンにすぐ浸透する程度のゆるいとろみである。肌に実際つけてみると、そのとろみのせいか、すごく肌あたりがいい。乾燥肌の人なら気にならないだろうけど、ちょっとぺったりする感じ。でも嫌な感じではないなあ。しかも、次に使う本命化粧水（今はエリクシールの３番）の邪魔をしないから助かる。もちろん、保湿はちゃんとしてくれる。コーセーの化粧水はアルコール臭が強い製品が多いので、アルコールに過敏な方は気をつけた方がいいのかもしれない。私は全然大丈夫だったけど…もともとコーセー製品を使うことが多いからかな。
とにかく、別に保湿以外はたいして特長のない化粧水だけど、この大容量（300ml）なので、ローションパックとかにはぴったりだと思う。あとボディ用とか。コエンザイムはおまけ程度にもなってないだろうけどねえ。HPでもコエンザイムの話なんてちっとも書いてないからね。まあ、気の問題だ。効いてると思えば効いている。これは化粧品全体に言えることだと思うけど。
一応、アンチエイジングを謳っているし、バッシャバシャ化粧水を浴びたい乾燥肌の人にはお勧めである。あ、ちなみにクリームもある。こっちの方は見てないのでぜひ店頭でご覧になってね。
