白い綿手袋

白い綿手袋


 この写真を見て、「あ!片平なぎさ!!」と思った方はそっとその言葉を飲み込んだ方がいい。年がばれる。

 写真は見ての通り何の変哲もない白い手袋である。(お若い方にはわからないだろうが、昔むかし、片平なぎさがこの白い手袋を小道具にするドラマがあったのだ。当時すごく流行ったものである。)

 綿手袋は、100円ショップでも売ってるし、普通のドラッグストアでもガーゼとか売ってるコーナーにまず間違いなくある。ドラッグストアのは200〜300円くらいかな。さすがにドラッグストアの方がさわり心地とかはいいけど、100円ので充分だ。

 綿手袋。文字通り綿素材の手袋であり、それ以上でもそれ以下でもない。それがなぜここに登場しているかというと、最近、私は寝るときハンドクリームをたっぷりつけて、この手袋をはめて寝ているからである。手袋なんてして寝たら気になって寝られないかも、と思ったけど、意外と平気。それどころか、近頃はこれをはめると手があったかくてこれがないと寝られないくらいである。

 朝起きると、手袋がどこかに行ってしまってる場合もたまにあるのだが、一晩クリームと手袋に守られた手は本当にしっとり…。たった100円200円程度でこんなにしっとりうっとりな手を手に入れられるなんて、絶対お勧めである。何で今までやらなかったんだろう?と思ってしまうほど。クリームははっきり言って何でもいい。私は先日も書いたが、ハンドクリームを山ほど買ったので、その日その日の気分でたっぷり塗って寝ている。

 私のこの冬の目標は「美しい手を保つ」である。大高博幸さんの手のお手入れ特集を見て影響を受けたのがきっかけだが、受付の仕事をしているので手を人に見られることが非常に多いので、今年は特に頑張ることにした。
 女は手から老化する。家事で忙しい人も、仕事で忙しい人も、ちょっとしたことで美しい手を得ることに興味を持って欲しい。