アユーラの精彩シャドー

アユーラの精彩シャドー


 昨日に引き続いて、アユーラのお話。目まわりハイライトを引き取ったついでに、前からちょっと気になっていた精彩シャドー(シャドーニュアンスS)の新色を見せてもらった。今回は2色アイシャドウパレットが人気なので、普段からあるこの単色の精彩シャドーはちょっと地味な存在かも。でも雑誌で見たブラウンの色味がなんとも素敵だったので、ついつい実物を見てみたくなったのだ。

 ブラウンというのは実は私にとっては一番使えるようで難しい色である。奥二重に近い一重なので、ブラウンで目のキワにポイントを入れるのは結構重要。それに仕事の関係で、比較的地味な色を使うことも多い。比較的洋服を選ばず何にでも合うし。しかし、ブラウンというのは実に幅が広い色でもあり、そこが難しいのだ。

 ブルーベース(ブルベ)、イエローベース(イエベ)という言葉はコスメ好きの方ならご存知の方が多いと思う。カバーマークのファンデーションの理論と、色彩学の方とは少しニュアンスが違うが、私は両方ともブルベである。でもブルベの中では肌に赤みがなくてちょっとイエベよりかもしれない。なので、意外とイエベ向けの口紅も似合ってしまうことがある。

 さて、そのブルベの人にとってはブラウンは鬼門の一つとも言える。黄色味の強いゴールドのようなブラウン、赤みのあるモカっぽいブラウン。だいたい分けるとそんな感じなのだが、ブルベの場合、前者は絶対アウトである。本当に似合わないのだ。つける前のパレットなどに入っていたような美しい色に見えないのである。ものすごく目元がくすんでしまうのだ。

 逆に、赤みのあるブラウンはブルベの人がつけると本当に柔らかくて綺麗に見えると思う。目周りもくすまないし。でも一つ難点はちょっとはれぼったく見えること。私のような目の形の場合は特に注意。私は目のキワにライン的に入れ、目を開けたときに少しだけぼかすようにしている。

 色の話になると難しいが、今回見せてもらった精彩シャドーのBR30フロストブラウンは、赤み系のブラウン。黄味がほとんどない。パールはちょっと赤っぽくてまさに私のツボである。一応ゴールドブラウンとアユーラ | 負けない肌へ。公式サイトには書いてあるが、手の甲につけてみたらあまりのパールの美しさとしっとりした質感にうっとりして、ついついこちらも買うことにしてしまった。ブラウンは本当にいろいろ活躍してくれるので、買って損はないはず。それに単色シャドウでこんなに可愛い容器で比較的お求め安いお値段だし。BAさんに聞いて見ると、今は目のキワにライン的に使ってもいいが、秋になったらアイホール全体に使っても秋らしくていいとのこと。私はライン的に使うつもりだけど、ブラウン一色でいろんな使い方があるなあ。

 一緒に見せてもらったGY30のフォギーグレーも青みがかかったグレーで本当に使いやすそう。WT30のフューチャーホワイトも素敵。普通白のシャドウはピンク系などに輝くのだが、この白はイエローというか柔らかいオレンジ系のような赤のようなそんな珍しい光方をする。この色もハイライトとしてお勧めである。

 結局買ったのはブラウン一色だけど、一緒に買った目まわりハイライトと組み合わせて、現在アイメイクを研究中。ブラウンって簡単なようだけど、意外と奥が深いので、頑張って研究しよう